go-hiiki
〜常連さんを圧倒的に贔屓する〜
僕らは「平等」という言葉のもとに、「贔屓はするんじゃない。」と教わってきた。
たいていのお店に入っても、誰もが同じ価格で同じメニューを注文できるし、それは日本がお金とサービスを交換することに対して「平等」であるからなのだと思う。
でも平面的なそのサービスが公平かといわれると、ちょっと首をかしげる部分もある。
ここでひとつ、「平等」という言葉と「公平」という言葉について、違いを示唆する記事があった。これが正しいというわけでもないのだけど、面白かったのでリンクをはっておく。

つい混同しがちな「平等」と「公平」の違いを調べてみました。
http://next.spotlight-media.jp/article/226052515630083103
〜以下引用〜
ネット上で分かりやすい説明を見つけました
「平等」
個人の資質、能力、努力、成果に関係なく一定の規則通りに遇するシステムとなっていること。
「公平」
すべての人に対し、機会が均等に与えられており、成果を上げた者が評価され、報われるシステムとなっていること。
出典 http://www.grountec.net
平等の社会が悪いことだとは思わないのだけど、今の「平等社会」に対して抱いている違和感も僕の中にはあって…なかなか言葉で表現するのは難しいところもあるのだけど、少しずつ自分の中でも様々な情報や経験との対峙によって思考整理がついてきてたので、改めて自己表現していきたいと思っている。
不平等なサービスを提供したい。 ブンブンの会代表 星匠さんとの会話からずっと もやもやしていたこと。
http://tacd.seesaa.net/article/442161336.html
(↑この記事で書いたことも、今回と同じような話になっているね。)
以前書いた記事と重複する部分も多いけど、世の中の流れも少しずつ変わり始めている印象があるので、改めて「不平等サービス」について考えてみたいと思う。
1、不平等なサービスが気になる
2、常連さん文化を大切にしたい
3、新しい取り組みを始めたい
今回は「常連さんと一緒に何か面白いことをやりたい!!」という想いと、「求人募集募集」が出来たらという意図をもって、ブログに記事を書くことにしましたよ。
【不平等社会の到来】
そういえば…最近インフルエンサーが優遇されるサービスがとても増えてきたように思う。いわば不平等なサービスだ。
VALUや【フォロワー数で値段が変わる美容室】、アパレルでもインフルエンサーが優遇されるような動きが出てきた。
【サーバーメンテナンス完了のお知らせ】お待たせしました。メンテナンスが完了いたしましたのでお知らせいたします。https://t.co/3CPqyuAPVk
— VALU (@VALU_PR) 2017年8月20日
【フォロワー数で値段が変わる美容室】をオープンします。
— 金井 亮 (@kamikirijyuudan) 2017年9月26日
◉フォロワー5000人以上は無料
◉フォロワー10000人以上は1万円差しあげます。
◉それ以上はフォロワー数=お支払いする値段!その代わりツイートしてね!
問い合わせはDMまでお願いします! pic.twitter.com/v6qBekmhlX
「インフルエンサー」なら採用優遇 ファッション各社 : 日本経済新聞 https://t.co/SGXddS643o
— 佐藤 翔平 / 移動する生き方。4年生 (@temporubato_yh) 2017年10月16日
これらは口コミ的な広告・拡散力に対して「対価」を持たせるということや、信用経済という言葉にあるような自分の信用を換金する仕組みなんだと捉えていますが…単純に「フォロワー数」をひとつの基本軸にしてしまうのは様々な問題点もある。
信用経済みたいな話。
https://twitter.com/i/moments/915166218708856832
前の記事を振り返ってみてる。
— 佐藤 翔平 / 移動する生き方。4年生 (@temporubato_yh) 2017年10月2日
//
VALUもTimeBankも、SNSのフォロワー数で価値を決めてしまうかぎりは、新しい世界は作れない。信用経済2.0には、信用度をはかるモノサシが必要だ。
信用経済2.0 : キングコング 西野 https://t.co/JAVHIQZyw0
少し前にモーメントにもまとめましたが、フォロワーは買えるし、買った費用より儲かる額の方が上回る仕組みになっているので、インフルエンサー商売は大繁盛している時代でもあるのだ。。
キングコング西野さんがいうとおり、まだ完全な信用経済の仕組みが出来上がっているわけではないと僕も思う。
そしてもう一つ、僕は、個人間の信頼や信用を可視化したり換金することってなんなんだろう…って疑問が残っているわけです。
社会的にこの人は信用できます…という判断が、金だけでなくなるってのはめでたい成長だと思うのだけど、結局換金する仕組みなら資本主義の中からは出れないわけだし、なんかすっきりしていない。
お互いの中で信頼関係・信用しあえる関係があるのなら、社会としてどう評価を受けていようがそれでいいと思う。だけど、信用や信頼が経済圏に近づいていて更に可視化までされてしまうことって、結構恐怖でもあると思う。。
コミュニティは作るものではなく気付けばそこにあるものな気がするし、
— 佐藤 翔平 / 移動する生き方。4年生 (@temporubato_yh) 2017年10月13日
個人 間の信用は稼ぐものでも社会的に評価を求めるものでもないと思うし、
旅は決まりなんてなくて自分らしくあればいいと思うし、
全ては愛のようにただ在るものな気がするから、そもそもある様々な矛盾に苦しむ。
まぁこの話は、いまはいいか。
コメントやRT、シェアやいいね、イベントに参加してくれる人や、お手伝いしてくれる人。
— 佐藤 翔平 / 移動する生き方。4年生 (@temporubato_yh) 2017年10月3日
そういったいつもオウエンしてくれる【常連さん】に対して、しっかり還元出来る仕組みを作りたいよね。
評価経済っていうけど、還元経済みたいなイメージなんだよな。ありがとうの還元が出来る経済
常連さんに贔屓する社会をどんどん構築したい。
— 佐藤 翔平 / 移動する生き方。4年生 (@temporubato_yh) 2017年10月3日
常連さんを増やして、常連さん内をかき混ぜて、常連さんと一緒に未来をつくりたい。
そして自分も、そんな常連さんになりたい。
SHOWROOM 前田社長の「誰を勝たせるか。」って話にも、ここはとても共感する部分。
信用やオウエンがファンを増やしたりリピートに繋がってくるわけで、それはスナックやバーでいう常連さんだと思うんだよね。
— 佐藤 翔平 / 移動する生き方。4年生 (@temporubato_yh) 2017年10月3日
その【常連さん】はSNSやイベントの場にもいて。各々目的は違えど、何かをもって自らアクションをとってくれてるから常連になる。常連さんってとても強みだよね。
【やっていきたいこと】
上のモーメントにも書きましたが、自分が今後取り組んでいきたいことは、顔の分る範囲で、常連さん文化を大切にしながら、または常連さんを増やしながら、常連さんと共に作っていく仕組み。または、自分も常連さんになっていくことだ。
<<常連さんとはコミュニティを指す?>>
だから一般的にサービスとして提供しているものではなく、あくまで自分の把握できる範囲で、応援したい人に対して主体的に関われる範囲で、何かできることを模索していきたい…というもの。
常連さんを巻き込んで何が出来るんだろう?
『 #オウエン 』
(FacebookやTwitterなどSNS上で #オウエン のタグを打ち込むと、少しは情報出てくるんじゃないかな?)
色んな仕組みをこれから考えていきたいと思っているのだけど、先ずその一つとして、いままで個人のタイムラインやHouse Caravanでもやってきたような、僕が勝手にオウエン出来る情報発信の場をオンラインとリアルの場で作っていくこと。
また同時に、その場に居合わせた常連さんがオウエンしている、他の人の情報や取り組みを受信できる場をオンラインとリアルの場で作っていくこと。
いままでのようにSNSでただ流すものではなくて、カテゴリー分けして蓄積できたらいいなーと思う。
オンラインではポータルやブログ・サロンのようなもの?、リアルでは、進路相談のような感じで一人ひとりと対話したり、取り組みを代わりに紹介していくことかな?イベントやお店やHUBとなる場作りも含むかな?。
SNSで情報を投げて、メッセンジャーで情報交換する今までのやり方は、手間が少ないから持続し易いし一つなんだけど、日々SNSで発信する内容はそれだけではないし、埋もれたり流れたりも多いものだから、なかなか掘ることには向いていないと痛感している。。少しでもやり方を変えていきたいな。
【小さな求人情報を集めて。】
なかでも、旅をする生活の中で結構多いのが
「求人募集」。
こんなヒト探している、誰かいないかね?
そして、同時にうける
「求人募集や場の情報」。
こんな場所探している、何処かないかな?
仕事や場を探している人と、仲間を探している人がいる…
自分自身も常に色んなところを周って生活していて、その中で見聞きするフワッとしたニーズや情報交換の中では、なかなか具体的にマッチングするところまで時間やエネルギーを割けなかったけど、少し余力が出てきたので、何か具体的に関われないかなーと改めて思っている。
(僕自身も次に何をするか決めかねているしね。笑)
移動する生き方をしてる・したい仲間達と。
https://twitter.com/i/moments/915013549595828225
自分がイメージしてるのは、(柔軟な)ブロガーさんやインフルエンサー的な発信者やクリエイター、マンパワーや生活のサポートが出来る人を集めて、日本各地の面白さを伝えながら、拠点になりうるコミュニティや繋がりを作ったり可視化させていくこと。
— 佐藤 翔平 / 移動する生き方。4年生 (@temporubato_yh) 2017年10月3日
移動式住み開きシェアハウスみたいなやつな。
池ちゃんが始めたPont!や、ハルさんのまちかどギルドも感覚が近くて、
— 佐藤 翔平 / 移動する生き方。4年生 (@temporubato_yh) 2017年10月3日
信頼出来る人の紹介や、その人のコミュニティや繋がりを経て、関係を築いたり依頼し合える場はもう少し欲しいよね。
今までもコネ入社という素晴らしい文化や、人伝の紹介で…みたいのは当たり前にあるものだけど、
— 佐藤 翔平 / 移動する生き方。4年生 (@temporubato_yh) 2017年10月3日
フリーランスや複業が増えてきた時に、クラウドワークス的な業務の受発注では賄えない、微妙なさじ加減や信用関係がないと…というのは必ず出てくると思うので、そこを埋める仕組み作りは僕も興味ある。
このモーメントでも書いたけど、ただ #オウエン と情報をシェアするだけでなく、具体的に場を作りながら関われる範囲を増やしていきたいなーと思っている。
そこで先ず、現状どれだけの募集情報があるのかを知りたい。
フワッとしている情報やお誘いは一度隅っこにおいて、具体的な情報を下さる人を優先に、情報を集め出来ることを探したいと思っています。(一度完全な受身になります。)
関連記事:『町に旅人を住まわせてみる』 旅人インレジデンス構想
http://tacd.seesaa.net/article/442713495.html
○○ナビのような大きな求人サービスではなく、またニッチな求人を多数集めたサービスというワケでもなく、自分が把握できる範囲で、紹介したい・オウエンしたい 【求めるヒト】同士を個人がマッチングするようなことを、いまより少し具体的にしていきたい。
【人手募集 募集。 逆求人】
漠然としたお話で恐縮なのですが、11月半ばから来年度(4月以降)にかけて、お手伝いが必要な場所や人がいたら教えて頂きたいです。
以前投稿した 旅人インレジデンスの話にも近いのですが、住める場所 と 働ける場所 を共に(その地域で)用意できる状態で、人手募集をしているというお話はありますか?
僕自身の次の関わり先…というのもそうなのですが、旅をしながら各地で暮らしてみたいという声や、仕事をしながら日本各地を巡りたいという声が周りでも高まってきました。
ブロガーさんや旅人、地方移住を考えている人や新しい生き方を模索している人、フリーランスで何か生業を持っている人など、地方での暮らしや仕事を体験してみたい人に対して、僕づてで具体的に紹介出来る情報があれば一度まとめたい。
具体的な情報をまとめて提案できた方が、差異なく紹介していけると思うし、具体的に情報提供してくれた人を贔屓できる。
また、僕を頼って、こんな場所を探していると、具体的にアクションをくれる人にも贔屓できる。
贔屓したい!!
(ハァハァ)
さいきんでは、そういった小さい求人をまとめてくれるサービスなども出て来ましたが、僕は僕と繋がりがある人、またオウエンしてくれる人、したい人を贔屓したいです。
例えば地方へ行くとたくさんのニーズや求人が常にあって、そんな目に見えない求人を可視化したりマッチングしたいなーと思うんだけど、
— 佐藤 翔平 / 移動する生き方。4年生 (@temporubato_yh) 2017年10月12日
それが可視化されてるサービスが誕生したとした時に、果たして自分はそこにコミットするかと言われると、多分しないんだよな。
繋がりが先なんだよなぁ…
紹介するにしても、少なからず自分の信頼を共有するカタチになるので、マッチングする両者にとって最低限の責任感も持ちたいです。
なので、誰でも彼でもいいサービスとして提供したいわけではありません。が、素敵な繋がりを後押ししたいです。
個々で頂く声を繋ぎ合わせて、
オウエンしたい人をオウエンしたい。
【確認したい内容】
・滞在地:町名くらいまで分かる範囲で
・期間:ひと月くらいから年単位で
・報酬:有償無償問わず条件を提示して欲しい
・家賃:有料無料問わず条件を提示して欲しい
・内容:手伝って欲しい内容を提示して欲しい
・条件:必要なスキルや希望などあれば
出来ればここらへんの情報をメッセンジャーなどSNSを介して具体的に頂きたいです。自分と繋がってくださっている方優先でお返事します。
(SNSを経由することで、ダイレクトにお繋ぎ出来るし、多少なりとも人となりが分かりやすいかなと思っています。)
いつ、どのタイミングで、紹介出来るかどうかも分かりませんが、一度受け取らせてください。
短期的なニーズが多ければ、またハウスキャラバンみたいに各地を回ってもいいですし、中長期的であれば、インレジデンスして、希望者同士を繋ぐきっかけを提供出来るかもしれません。
…ということで、よろしくお願いします!!!
「ありがとう」や「いいね」や「面白いね」でお金が廻るような世界(少額でも構わない)が少しづつ始まって来てるんじゃないかな。例のTを買いに行ったときみたいに(笑)。
— ken2 (@nokotoblog) 2017年10月3日
更に先には廻るのがお金(円)ではない何か、お金で買えない何かになってるかもね
そう思います。
— 佐藤 翔平 / 移動する生き方。4年生 (@temporubato_yh) 2017年10月3日
そしてまたその先に還元出来るものをたくさん生み出したいです。
受け入れてもらいながら受け入れた日々や、オウエンして貰う人をオウエンしたり…常に流動してるそこに自分がいるので、プラスマイナスの勘定よりも、そこで生み出すエネルギーしか見えなくなってくるんですよね。
そう、この感覚こそが、損得を越えた先にあるものなんだと思います。
— 佐藤 翔平 / 移動する生き方。4年生 (@temporubato_yh) 2017年10月3日
自分のためとか他人のためとか、勘定してる思考ではなく、その流動やそこで生み出すエネルギーにこそ、価値を見出してる。
ハウスキャラバンの活動も、モノを遺す活動ではないけど、価値を見出せると思い構想をしてきたもの。
常連さん募集!!
@temporubato_yhさんのツイート
310,000 VIEW 突破!!
「日本にいながら、月3万円で暮らす方法。【やめるべき7つのこと】」
NAVER リンク
http://matome.naver.jp/odai/2141212750484646501
生活費なんと0円!? ドイツ人活動家 ラファエル・フェルマーって誰?
NAVER リンク
http://matome.naver.jp/odai/2143437982857171601

佐藤翔平 (移動する生き方。)
1986年3月、横浜生まれ。
日本のローカルをオウエンする旅人。
アパレル店員やイベント会社の営業を経て、ソーシャルアクションを起こすフリーランサーに。社会人時代、過労や心労により、3年間うつ病を経験した過去を持つ。自らの生活環境や固定概念を見直すために旅を選んだ。
2014年4月からテント寝袋を持ち日本各地を自転車で旅する 家のない生活を開始。移動する生き方を実践し、MOVERS JAPANやSELFAIDというメディア団体の代表をしながら、日本各地の魅力や問題を国内外に発信する活動を560日間に渡り実行。
2016年3月より 移動式ゲストハウス House Caravan を一年限定プロジェクトとして始動。旅をシェアしながら乗り降り自由な車で日本中を周る。
活動に興味を持って頂いた地域を【 ひと月×12ヶ所 】移動しながら生活する一年を体験させて頂き、地域の活動体と余剰部分のコウカンを行いながら連携を図り、その活動や体験を通じて学んだこと・得たものを、他地域にも活かしていく活動を目指している。
移動する生き方をはじめて4年目。
Social life director (time-limited:Traveler activist).
I am now active with freelance after work such as apparel, event company, the space decoration.MOVERS JAPAN / SELF AID representative, a promoter. A former depression patient. I propose self-aid as a traveler activist. I contribute it to various media!
Facebook :
https://www.facebook.com/satoshohei0314

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